ラテアート関連の本の選び方と紹介
- 2016年10月14日更新
- 選び方
このページでは、ラテアートに関する本や雑誌の選び方や紹介をしていきたいと思います。
自分に合ったラテアートの本の選び方とは?
実際に、本の中身を見て選ぶのが一番ですが、書店によってはビニールで包装されて見れない場合があります。そんな時は、おおよそ表紙をみて判断しますよね。(当然の事だと思いますが。。。)ただ、本を買ったことに満足してしまい、実際にはあまり読んでなかったりします。以下の点に着目して本を選ぶと、より良い買い物をしたと思うかもしれません。(あくまでも、個人的な意見です。)
目標としているラテアートが載っているか?
あなたが目標としているラテアートが載っているかを判断してください。ラテアート関連の本は、その表紙を見れば大体どんな内容のものなのか判断がつきます。例えば、フリーポアラテアートやデザインカプチーノ、3Dラテアートなど分野が分かれていますので、あなたが目標としている分野のものが表紙に載っているか確認してください。
上記の点を踏まえた上で、ラテアートの本について紹介したいと思います。
ラテアートの本の紹介
本は、コーヒー入門者向けやラテアート初心者向け・中級者向け・上級者向けに分けてご紹介します。分け方は個人的な見解です。
コーヒー入門者向け
『コーヒーの事典』成美堂出版
こちらは、コーヒーの基礎知識を学べる本です。主にコーヒー豆の種類や炒り方、挽き方、淹れ方などコーヒー全般の内容です。特に豆についての説明が詳しく載っていますので、将来カフェを開業される方やコーヒー好きの方は、コーヒーの知識を高める意味で読んでみてはいかがでしょうか?
ラテアート初心者向け
『エスプレッソブック―基本技術とアレンジドリンク』門脇 洋之
『エスプレッソとカプチーノアート』門脇 洋之
『エスプレッソコレクション』宮前 みゆき
ラテアートを始めてみたい方にオススメの本です。エスプレッソの抽出からスチームミルクの作り方などラテアートを作るまでの一連の流れを説明しています。本の中で扱っているのは業務用のエスプレッソマシンですが、共通する点も多くあるので、とても参考になります。
主に、基本的なハートやリーフといったフリーポアラテアートや、デザインカプチーノの作り方が掲載されています。また、エスプレッソを使ったドリンクメニューの掲載もありますので色々な用途で参考になる本だと思います。
ラテアート中級者向け
『ラテアート&デザインカプチーノ LESSON』河出書房新社
『トップバリスタ10人のラテアート』旭屋出版MOOK
こちらの本は、普段からラテアート、デザインカプチーノを作っている方にオススメです。本のサイズは少し大きめ(A4より一回り小さいサイズ)です。これらの本には、フリーポアラテアート・デザインカプチーノの作品が数多く掲載されています。
『トップバリスタ10人のラテアート』では、各バリスタさんの個性を感じることのできるラテアートが魅力的です。こちらは、フリーポアラテアートのみの掲載です。
『ラテアート&デザインカプチーノ LESSON』では、タイトル通りフリーポアラテアートとデザインカプチーノの作品が多く掲載されています。この本の最大の魅力は、描き方を写真入りで詳しく掲載している点です。とても参考になりますので、個人的に一番好きな本です。
ラテアート上級者向け
『フリーポアラテアート』澤田 洋史
『Hiroshi's ラテアート&バリスタスタイル』澤田 洋史
『ベーシックバリスタブック』澤田 洋史
フリーポアラテアートの世界チャンピオンに輝いた澤田洋史バリスタのラテアートの作品集です。ラテアートの作り方も掲載されています。この本の特徴は、何といっても細い線で描く(対流をうまく使って描く)ラテアート作品が中心です。繊細なラテアート作品が数多く掲載されています。ラテアートの技術がある方がスキルアップするために参考にする本だと思います。また、クールでインパクトのある本ですので、インテリアとしてもかなり活躍しそうな気がします。
ラテアートマニア向け
『Cafe & Restaurant 2014年3月号』旭屋出版
『Cafe & Restaurant 2014年7月号』旭屋出版
こちらの雑誌は、2014年に東京で行われたラテアートの世界大会 「コーヒーフェストラテアート選手権」に出場した日本人選手のラテアート特集です。
日本・世界で活躍するトップバリスタのラテアートが掲載されています。ラテアートマニアにとっては、絶対に欲しい雑誌だと思います。在庫がなくなる前にお買い求めを!