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デロンギ ECO310 ノズル改造

デロンギ アイコナシリーズ ECO310のスチームノズルの改造について記載します。

デロンギ ECO310 スチームノズル改造

まずはじめに、「なぜノズルの改造を行うのか」について理由をご説明します。ある程度ラテアートのコツを掴めるようになると、きめ細かな泡で滑らかなスチームミルクを作りたい、またはスチーミングの際に自分で空気を含ませる量をコントロールしたくなってきます。ですが、標準のスチームノズルでは簡単にミルクが泡立ちしますが、滑らかなスチームミルクを作るのは困難です。(※ノズルの構造については割愛させて頂きます。)

業務用マシンのスチームノズルのように自分で空気を含ませる量をコントロールしていくことが出来れば、家庭用エスプレッソマシンでも、滑らかなスチームミルクを作ることが出来ます。そこで、上の画像のようにノズルの外側の部品を外してスチームを試してみました。しかし、スチームの圧力に負けてノズルが外れてしまいました。さらに外れる際の勢いがすごいので、とても危険です。そのため、通常のスチームノズルを少し改造してノズルが外れないようにしていきます。

ただし、下記の方法による改造は、自己責任で行ってください。


改造の準備

  • デロンギECO310付属のスチームノズル
  • プラスチック用のノコギリ
  • 紙やすり
  • ※予備のスチームノズル部品

スチームノズル改造の手順

スチームノズルの取り外し可能な部品(外側の部品)を本体から外します。


プラスチック用のノコギリを使って、ノズルの突起している位置から切断します。※切断位置を間違えると修復不可能なので気を付けてください。


上の写真の右の部品のみ、紙やすりを使って切断面のボコボコ、ザラザラを滑らかにします。紙やすりで切断面を滑らかにした部品をきちんと洗ってから、マシンに装着します。


以上でスチームノズルの改造は終わりですが、はじめにご説明したとおり、この改造は自己責任で行ってください。


改造ノズルでのスチーム動画

上記の手順で改造したノズルでのスチーミング動画です。きめ細かな泡で滑らかなミルクになっています。